仏像、ときどきアート

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【上野】エッシャー展 絵の中の住人になれるデジタルフュージョンがおもしろい

ミラクルエッシャー

2018年6月6日~7月29日まで上野の森美術館で開催中の「ミラクルエッシャー展」、観てきました。

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エッシャー

一般当日券(1600円)を購入し、入館。
こ、混んでる。


経験上、美術展というものは、会期終了間際になればなるほど混雑します。
訪れた日は6月中旬の平日午後、会期の折り返し地点にさしかかるかどうかくらいのところでしたので、まだまだ余裕だろうと思いきや、けっこう混雑していました。
展示室に入る段階で、すでにちょっとした列ができている。
並んでいるのはどうやら、近くでじっくり観たい派の方々の模様。
確かに、エッシャーの絵って、あちこちにトリックが仕掛けられているので、近くで観るに越したことはない。
ですが、この調子だと時間が……。
順番通りに一枚一枚じっくり観たい、というのでなければ、少し後方から眺めるのがストレスが少ないかもしれません。
また、入口付近は混雑していますが、少し進むと空いてきますので、空いているところから観るという手もありです。


こんなに絵の巧い人だとは

エッシャーの絵は、奇抜な発想というイメージが強いですが、そもそも絵が異常に巧い人なんだということを実感しました。
写真かよ!と思うほどの写実性を発揮している絵も。
確固たる技術、それがあった上での発想力なのだな、と凡人はしみじみするのでした。

一番印象に残っている絵は『終わらないひも』です。
エッシャーと奥さんの輪切りにされた頭部がリボン状のひもで表現されているのですが、「よくこんなこと思いつくな……」と茫然としました。
エッシャーと奥さんの肖像に破綻がないのはもちろん、タイトルの通り、リボン状のひもが終わらない(端がみつけられない)のです。

他にも美術の教科書に載っていた『滝』など、「エッシャーといえばこれ!」という絵も観られて、終始「ははぁ」とか「ほほう」と感嘆の声を上げるのでした。

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うちわとあぶらとり紙は出口でもらいました

 

デジタルフュージョンは楽しかった!

グッズ売り場を出ると(グッズについては後述します)、左手にスペースがあって、そこでミラクルデジタルフュージョンなるものを体験できます。
簡単にいうと、エッシャーの『相対性』という絵の中に入れるのです。

体験ブースの指定場所で撮った動画が『相対性』という絵に合成されるしくみ。
『相対性』の中の人間(絵)も動くようになっていて、彼らと一緒に不思議な館内の階段を上がったり下りたりできる!
なかなか新鮮でした。
合成された動画はその場で撮影できますし、QRコード経由でダウンロードすることも可能です。


ちなみに。
これ、一人で挑戦するのは少々恥ずかしいかもしれません(私は開き直って楽しみましたが…)。
一応、二人で撮ることを想定しているらしく、立ち位置が二か所設定されています。
並んでいる顔ぶれとしても、カップルが多かったです。
結構待つ可能性が高いですし(私は10分ほど並びました)、気が乗らない方は、スルーしてそのまま出口に向かうことをおすすめします。

ショップは大混雑

少しスペースが狭いこともあり、ショップは大混雑。
通路にもみっしり人、人、人。
全く自由に動けません(6月中旬であの混雑具合、終了間際は大丈夫なんだろうかと要らぬ心配をしてしまいます)。
それでも粘って、ひととおりグッズを見ました。


図録を買おうか迷った挙句、結局ポストカードブックにしました(図録って重いしスペースをとるんですよね……)。
なお、このポストカードブックは、本展オリジナルではなく、青幻舎というところが出しているもののようです。

 

M・C・エッシャー (ちいさな美術館)

M・C・エッシャー (ちいさな美術館)

 

 
もちろん、バラ売りのポストカードもあります。
私はなるべくたくさんの絵を見直したかったので、ブックタイプにしました。
アマゾンなどでも購入可能ですので、買いそびれた方はご参考まで。

中身はこんな感じです。

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M.C.エッシャー(小さな美術館)より『階段の家 [部分]』


他にもチョコレートやらトートバッグやらクリアファイルなど、魅力的。
mozuさんという方とのコラボノートが話題のようで、購入されている方が多かったです。
(ちなみに、mozuさんコラボノートは東急ハンズにもありました(7月初旬時点))

おわりに

上野での開催は7月末までなので、これからますます混雑することが予想されます。
興味のある方はなるべく早めに行かれることをオススメします。

大阪、愛媛、福岡と巡回予定のようです。

www.escher.jp

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